紅茶のリーフグレードは茶葉の善し悪しとは関係ありません。茶葉の形状を示す用語です。
ここではフルリーフ(ホールリーフ)の紅茶で、茶の木のどのあたりの葉を使っているのか、
どういう商品になるのかを紹介していきます。
フルリーフの等級
FOP(フラワリー・オレンジペコ)
OP(オレンジペコ)の中でも芯芽(チップ)が
多く含まれていてその割合が多いものほど上級と
されているものです。
チップでもゴールデンチップという金色の葉やシルバー
チップという薄いグレーがかった茶葉は高級品でこの茶
葉だけでできた紅茶を飲むのは石油王などすごいお金持
ちだとか!!
OP(オレンジペコ)
葉の先端の葉でまだしっかりと開いておらず柔らかい葉
と芯芽からなり、針金状に細長く強くねじれています。
オレンジの香りはしません。
よく耳にする「ダージリン」という紅茶はこの製法がほ
とんどです。
「ダージリン」て若い葉でできた紅茶のこと?ってなる
かもしれませんが、産地の名前です。
詳しくはダージリンを詳しく説明するのでそちらも参考
にしてみてください☆
P(ペコー)
比較的先端に近い葉を使用。
加工品や工業用として用いられます。
OPよりも堅い葉からなり短く太めによられています。
OPに比べて香りも水色も薄い。
PS(ペコ・スーチョン)
枝の下の方にある、P(ペコー)より更に堅い葉。
より太く短く仕上げられています。
香りも水色もP(ペコー)より弱いお茶に仕上がります。
S(スーチョン)
茶木の下の方にある、比較的しっかりした葉。
PS(ペコー・スーチョン)より丸みがあり大きくて葉は堅い。
最後に
フルリーフの紅茶では、葉の先端に近い葉から順番に香りが色がよく高級なんですね。
店頭の商品はOPが多いかと思います。
パッケージを確認してみてくださいね。
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