ティーバッグの紅茶ってどんな茶葉?紅茶のグレード(等級区分)3 ブロークン

紅茶 基本

ブロークンは茶葉を切断したり、砕いた状態の茶葉をいいます。

主にティーバッグに使用されています。

茶の木のどの位置葉を使用した紅茶なのかは、
フルリーフのグレードを参考にしてくださいね。

 

BOP(ブロークン・オレンジ・ペコー)

OPを2.3ミリにカットし、少量の芯芽(チップ)を多く

含んでいます。

比較的濃く抽出が早く、水色も濃く香味もよいのが特徴です。

ティーバッグによく使われる上級品です。

BP(ブロークン・ペコー)

P(ペコー)をカットしたもので、BOPよりサイズは大きい。

扁平な形の物が多く、芯芽(チップ)は含まない中級品です。
水色はやや弱く主にブレンド増量用に使われます。

BPS(ブロークン・ペコー・スーチョン)

PS(ぺこー・スーチョン)の茶葉をカットし、ふるいにかけたもの。
BPより大きい。増量用に使われます。

(注)CTCに使われることが多い。
ミルクティー用におすすめです。

(注)CTC(クラッシュ・ティア・カール)とは紅茶の製法の一つ。
茶葉を押しつぶし、引きちぎるように細かくして再び丸める製法。

 

最後に

ブロークンはポットで淹れる紅茶ではなく、ティーバッ

グ用が多く、葉が大きくなるにつれて増量に使われてい

ることがわかりますね。

ティーバッグを一つ開けて葉っぱの形を確認して見るの

も面白いかもしれません。

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