ブロークンは茶葉を切断したり、砕いた状態の茶葉をいいます。
主にティーバッグに使用されています。
茶の木のどの位置葉を使用した紅茶なのかは、
フルリーフのグレードを参考にしてくださいね。
BOP(ブロークン・オレンジ・ペコー)
OPを2.3ミリにカットし、少量の芯芽(チップ)を多く
含んでいます。
比較的濃く抽出が早く、水色も濃く香味もよいのが特徴です。
ティーバッグによく使われる上級品です。
BP(ブロークン・ペコー)
P(ペコー)をカットしたもので、BOPよりサイズは大きい。
扁平な形の物が多く、芯芽(チップ)は含まない中級品です。
水色はやや弱く主にブレンド増量用に使われます。
BPS(ブロークン・ペコー・スーチョン)
PS(ぺこー・スーチョン)の茶葉をカットし、ふるいにかけたもの。
BPより大きい。増量用に使われます。
(注)CTCに使われることが多い。
ミルクティー用におすすめです。
(注)CTC(クラッシュ・ティア・カール)とは紅茶の製法の一つ。
茶葉を押しつぶし、引きちぎるように細かくして再び丸める製法。
最後に
ブロークンはポットで淹れる紅茶ではなく、ティーバッ
グ用が多く、葉が大きくなるにつれて増量に使われてい
ることがわかりますね。
ティーバッグを一つ開けて葉っぱの形を確認して見るの
も面白いかもしれません。
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