紅茶のリーフグレードは茶葉の善し悪しとは関係ありません。茶葉の形状を示す用語です。
量ったり、蒸らしたりするときの目安になります。
茶の葉の大きさによって葉の量や紅茶を抽出する時間が変わってくるためなんですね。
ちなみに茶葉が小さい方が待ち時間は短いです。
では順にどの状態がとのグレードにあたるのか順番に説明していきますね。
フルリーフ
切断せずに砕かない状態の茶葉です。
茶殻を見ると葉っぱの形そのままに復元されてます。
フルリーフでも、茶の木のどのあたり葉を使っているのかでグレードが変わります。
※フルリーフの等級で詳しく説明します。

紅茶のオレンジペコーってオレンジの味がする?実は若い葉のことだった!(等級区分2)
紅茶のリーフグレードは茶葉の善し悪しとは関係ありません。茶葉の形状を示す用語です。
ここではフルリーフ(ホールリーフ)の紅茶で、茶の木のどのあたりの葉を使っているのか、
どういう商品になるのかを紹介していきます。
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ブロークン
切断したり、砕いた状態の茶葉です。
等級や産地によって切断の仕方も様々です。
ブロークンの等級で詳しく説明します。
ファニングス
扁平で小さなサイズのもので、粉砕した粉状の茶葉です。
BOPF(ブロークンオレンジ・ペコー・ファニングス)
BOPを更に細かく砕いたもの。
風味はBOPより劣る。
短時間で濃く抽出できる。
高価なティーバッグに使われます。
ダスト
0.3~0.5ミリの粉末状の茶葉でこれを作られることは少ないです。
他の等級の生産過程でふるいにかけられた時にでるものです。
ゴミのようなイメージだが、高級茶葉のダストは高値で
取引されることもある。
主に安価なティーバッグ用です。
CTC
茶葉のグレードではなく製法。
機械を使って、押しつぶし、引きちぎるように細かくし、再び丸めたもの。
短時間でしっかりした味わいの紅茶がでる。
(アッサムやケニアは90%がCTC製法です。)
最後に
紅茶といってもその大きさだけでたくさんの種類があることがわかります。
これから産地別の特徴や美味しい淹れ方、紅茶の効能なんかも紹介していこうと思っています😊
お楽しみに!!
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