おいしい紅茶のいれかたのポイント10!!

紅茶 基本

香りがよくて味わい深い紅茶を楽しみたい。
おもてなしとしておいしい紅茶を振る舞いたい。

紅茶を美味しくいれるためのポイント10をまとめてみました。

くみたての水をしっかり沸騰させたものを使う

紅茶をいれるとき、ポットの中で茶葉をジャンピングさせるため、
空気を多く含んだお湯を使いましょう。

一度沸騰させると、水中の酸素がとんでしまうので、沸かして
置いておいたお湯は紅茶には使わないようにしましょう。

また、低い温度ではおいしさの成分が抽出しきれないので、
ボコボコと5円玉程度の大きさの気泡が沸くまでしっかり
2.3分沸騰させて使います。

(ペットボトルに入ったミネラルウォーターを使う時は
よく振ってから開栓し沸かします。)

 

硬水ではなく軟水でいれる

日本の水は軟水ですから紅茶に適しています。
イギリスの水は硬水です。

硬水とは硬度の高い水で、硬度の低い水が軟水です。
硬度とは、カルシウムとマグネシウムの量を表したものです。

硬度の高い水は紅茶成分を変化させ、風味を損ない、
カルシウムはタンニンの抽出を阻み、水色・香りともに弱くしてしまいます。
硬度の高い水の地域ではフィルターを使って軟水処理する必要があります。

ティーポットとリーフタイプの茶葉を使う

 

ティーバッグではなく、ティーポットとリーフタイプの茶葉を
使いましょう。

ティーバッグは十分なタンニンが抽出されるまで時間がかかりすぎるために
ベストな香りになりません。

また、ティーポットは金属製のものは風味を損ないますので
陶磁器製のものが適しています。

茶葉はカップ1杯あたり2g使用する

美味しい紅茶をいれるのにたくさん茶葉を使う必要
はありません。
カップ1杯あたり2g、ティースプーン1杯分です。

(ただし、専門的なテイスティングは3gでおこなわれます)

 

ポットは必ず温める。

紅茶は高温で抽出することで、香り・色・旨みがでてきます。

ポットをあらかじめ温めておかないと、沸騰したお湯を注い

でもお湯の温度が下がって美味しい紅茶ができません。

茶葉をポットにいれる前に、ポットの4分の1まで熱湯を注ぎ、

30秒ポットを温めたらすぐに茶葉を入れ、沸騰したお湯を手早

くポットに注ぎます。

少しでも高い温度のお湯を注ぐために火にかかっているヤカン

のそばへポットをもっていくとなおいいでしょう。

蒸らし時間は2~3分

OP(オレンジ・ペコー)は3分
BOP(ブロークン・オレンジ・ペコー)は2~3分

最初の1分でカフェインが抽出されます。
赤い水色と独特の香りをもたらすタンニンはもう少し
時間がかかります。
3分を超えると風味を損なう分子量の大きいタンニンが
出てくることがあるので、長い時間蒸らせばよいというわけではありません。

葉が細かいほど抽出時間は短くなります。

ティーカップはポリスチレン製は避けよう

ティーカップの形や形状は好みのもので何でもOKです。

ただし、ポリスチレン製のものは保温性が高く紅茶が熱くて飲

みにくく、ミルクをいれる場合はその風味も損ないます。

紅茶の水色を楽しむために、カップの内側が白で飲み口が開い

ているものが見た目でも楽しむことができ、温度も適度に冷め

ていくのでおすすめです。

カップへ注ぐ前ポットをスプーンで一度混ぜる。

 

ポットの中では上が薄く、下が濃い状態です。

一度混ぜることによって濃さが均一になります。

また、ミルクを入れる場合は先にミルクをカップに入れてから
紅茶を注ぎます。

熱い紅茶にミルクを注ぐよりも、温度変化が小さくなり、牛乳

タンパクの変性が少なくてすみます。

紅茶の温度は60~65℃

60~65℃が最も美味しく感じる温度です。
紅茶のできあがり1分以内はこの範囲の温度になっています。

熱すぎて飲めない時は、カップにスプーンをしばらくいれておくと
温度が下がります。

砂糖とミルクはお好みで

どちらも入れると紅茶の風味をマイルドにします。

最後に

紅茶をいれる時はお水・温度・茶葉の量が大切ですね!!

一度OPの茶葉でポイントを押さえて美味しい紅茶をいれてみてくださいね☆

また、アイスティーやティーバッグでの紅茶のいれかたもご紹介しますのでお楽しみに😊

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