ディンブラの紅茶ってきいたことありますか?
スリランカの高級紅茶の産地です。
紅茶の産地としてのスタートが少し遅れて始まりました。
その特徴をご紹介します。
環境
スリランカの中央山岳地帯の南西部に位置し、比較的標高の高い
ミドルからハイグロウン(標高1200m~1600m)で栽培されています。
茶園の広さは4万ヘクタールほど。
一年を通じて安定した品質の茶葉を生産しています。
味わい
突出した個性がないのが特徴です。
マイルドな味わいをそのままブラックティーで楽しんでもよ
し、ブレンド用に重宝され、ブレンドやバリエーションにも
使えて用途の広い紅茶です。
茶葉のグレード
茶葉は主にBOP(ブロークン・オレンジ・ペコー)
ティーバッグ用としてCTC製法も増えつつあります。
1月~2月の茶葉
バラの香りを思わせる香り、強い渋みが特徴の高品質の茶葉です。
3~12月
安定して同程度の茶葉が収穫されます。
製造方法
オースドックス製法が中心です。
一般的なBOPタイプの茶葉は2~3mmほどの大きさですが、
ディンブラでは1~2mmと小さめサイズが多くなっていす。
これは、茶葉を小さくすることで渋みを強めて味わいのパン
チを出そうとしています。
渋みを強めることでウバ茶の味わいに近づきつつあります。
歴史
スリランカの紅茶の栽培は、ローグロウンからハイグロウン
へ広がりました。
紅茶を栽培する前はコーヒーを育てていたのですが、サビ病
でコーヒーが育たなくなり、キャンディから紅茶の栽培は
スタートしました。
ミドル~ハイグロウンのディンブラは山間の山地なので、茶
園を広げることが難しい状況です。
収穫量を上げるために品質低下につながるという弊害も。
最後に
個性がないことがでこれからの可能性が無限大のディンブの紅茶。
ベースとして使ってブレンドティーをオリジナルで作っても
楽しめますよ😊
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